老害大学生の作品感想記録庫

基本的にエロゲかアニメか漫画の感想を書く

アインシュタインより愛を込めてAPOLLOCRISIS プレイ感想

七月ぐらいにプレイしたアインシュタインより愛を込めてのアペンドであるAPOLLOCRISISが公開されたのでプレイしました。

ぶっちゃけ俺よりたくさん考察してる人がいるんでこれに関しては

半分気持ちの備忘録です

f:id:frost_prkn:20211104214814p:plain

 

前情報として無印の後日談で五時間ぐらいのシナリオ、エッチシーン三つということで

まぁ前作の伏線回収メインで進むのかなと思っていました。

 

プレイした結果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え!?伏線回収どころじゃない神シナリオ!?

 

 

普通に後日談とみせかけて五時間で終わったとは思えない展開でした......

f:id:frost_prkn:20211104214804p:plain

ここら辺の日常パートのFate要素笑った

無印やってないとまじでどういうこっちゃっていう感じの内容なんで未プレイの人はここから先は読まん方がいいです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで感想なんですけど

まず容姿が出てくるのは初の野上さんについて

薄々会話から闇がありそうと思っていたんですけど野上さんに悲しき過去あり...

この作品所謂悪役も暗い過去を背負ってるわけで

そこから救われるために悪事に手を染めるかそれでもなんとか生きていく主人公サイドに分かれてるんですね~。

野上さんがΩと戦うシーン、普通に泣いてしまいました。

別に似たような経験が自分の人生にあったわけではなんですけど

年を重ねるごとに家族系の話に涙腺が緩くなるんですよね

多分このままいけば30には死ぬで💀

やっぱり機構に生きてる人ってどこか狂ってるんですね~

まぁこの世界での彗星病ってそこまで深刻視されてないみたいなんで

そんな組織で働こうって人は家族か狂人になりますわな

 

 

次にミコについて

私が私を見つめてました(ごちうさ

っていうほどはロミと似てなくていい感じに大人びてスレた感じがありましたね~

声優さんの演技も別人であることを感じさせました。

彼女に関しては無印では世界を救うために動いているっていうけど嘘くさいなぁ

っていう印象だったんですけど結局マジで彼女なりのやり方で頑張ってたんだなって

まぁ彼女に関しては肉体を捨てて周太の支援をしてくれるのは彼女らしくていいなと思いましたわ。

 

Σに関しては無印で見せた人間味が途中消え果てしまったかと思ったけど

最後にはAIなりの自我を見せてくれたと思います。

Ωはなんだったんだ...

 

 

有村ロミに関してはまさかの機巧少女ということでマジで脳内が!?!?!?って

なったし

また離別か...確かに筋が通ってて不自然に泣かせるものではないんだけど

やっぱり悲しいなぁと思いながら見てました

最後も受肉というよりリペアーで結局機械なんですけど

愛なんていうものは別に対象がどうとか関係ないんですよ。

アーティストが亡くなった恋人に向けて歌を歌うように

彫刻家が見たこともない神の姿を命がけで掘るように

たとえ体は機械だとしても目の前にいるのが愛したものならばそこに愛はあるんです

愛はどこからきてどこへ行くのだろう

結局自分の中では明確な答えがでなくてこんな

エロゲ(一翻)紙しばき(一翻)アニメ(一翻)音ゲー一翻)

音MAD(一翻)競馬(一翻) オタク(十兆翻)

役満

のオタクが愛だの恋だのについてもしょうがねえだろって感じの意見が飛んできそうですけど

まぁオタクなりの歪でも苦しみながらでもそれでも答えを模索するオタクになれればなぁと思います

 

最後がオタクのくっせーーーーーーーー抱負みたいになったんすけど

まぁ今回はこの辺で終わらせていただきやす

 

 

アインシュタインより愛を込めてAPOLLOCRISIS プレイ感想

七月ぐらいにプレイしたアインシュタインより愛を込めてのアペンドであるAPOLLOCRISISが公開されたのでプレイしました。

ぶっちゃけ俺よりたくさん考察してる人がいるんでこれに関しては

半分気持ちの備忘録です

f:id:frost_prkn:20211104214814p:plain

 

前情報として無印の後日談で五時間ぐらいのシナリオ、エッチシーン三つということで

まぁ前作の伏線回収メインで進むのかなと思っていました。

 

プレイした結果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え!?伏線回収どころじゃない神シナリオ!?

 

 

普通に後日談とみせかけて五時間で終わったとは思えない展開でした......

f:id:frost_prkn:20211104214804p:plain

ここら辺の日常パートのFate要素笑った

無印やってないとまじでどういうこっちゃっていう感じの内容なんで未プレイの人はここから先は読まん方がいいです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで感想なんですけど

まず容姿が出てくるのは初の野上さんについて

薄々会話から闇がありそうと思っていたんですけど野上さんに悲しき過去あり...

この作品所謂悪役も暗い過去を背負ってるわけで

そこから救われるために悪事に手を染めるかそれでもなんとか生きていく主人公サイドに分かれてるんですね~。

野上さんがΩと戦うシーン、普通に泣いてしまいました。

別に似たような経験が自分の人生にあったわけではなんですけど

年を重ねるごとに家族系の話に涙腺が緩くなるんですよね

多分このままいけば30には死ぬで💀

やっぱり機構に生きてる人ってどこか狂ってるんですね~

まぁこの世界での彗星病ってそこまで深刻視されてないみたいなんで

そんな組織で働こうって人は家族か狂人になりますわな

 

 

次にミコについて

私が私を見つめてました(ごちうさ

っていうほどはロミと似てなくていい感じに大人びてスレた感じがありましたね~

声優さんの演技も別人であることを感じさせました。

彼女に関しては無印では世界を救うために動いているっていうけど嘘くさいなぁ

っていう印象だったんですけど結局マジで彼女なりのやり方で頑張ってたんだなって

まぁ彼女に関しては肉体を捨てて周太の支援をしてくれるのは彼女らしくていいなと思いましたわ。

 

Σに関しては無印で見せた人間味が途中消え果てしまったかと思ったけど

最後にはAIなりの自我を見せてくれたと思います。

Ωはなんだったんだ...

 

 

有村ロミに関してはまさかの機巧少女ということでマジで脳内が!?!?!?って

なったし

また離別か...確かに筋が通ってて不自然に泣かせるものではないんだけど

やっぱり悲しいなぁと思いながら見てました

最後も受肉というよりリペアーで結局機械なんですけど

愛なんていうものは別に対象がどうとか関係ないんですよ。

アーティストが亡くなった恋人に向けて歌を歌うように

彫刻家が見たこともない神の姿を命がけで掘るように

たとえ体は機械だとしても目の前にいるのが愛したものならばそこに愛はあるんです

愛はどこからきてどこへ行くのだろう

結局自分の中では明確な答えがでなくてこんな

エロゲ(一翻)紙しばき(一翻)アニメ(一翻)音ゲー一翻)

音MAD(一翻)競馬(一翻) オタク(十兆翻)

役満

のオタクが愛だの恋だのについてもしょうがねえだろって感じの意見が飛んできそうですけど

まぁオタクなりの歪でも苦しみながらでもそれでも答えを模索するオタクになれればなぁと思います

 

最後がオタクのくっせーーーーーーーー抱負みたいになったんすけど

まぁ今回はこの辺で終わらせていただきやす

 

 

アインシュタインより愛を込めて〜The only source of knowledge is experience 感想

今回はGLOVETYより発売の アインシュタインより愛を込めてを完走したので 感想を語って生きたいと思いやす f:id:frost_prkn:20210710140235j:plain

まず特徴としてGLOVETYは新しく立ち上げられたブランドではありますが

メインライターははつゆきさくらやSummerPocketsのメインライターで有名な新島夕さん 音楽も竹下智博さんと怪物揃いでこれから新作が楽しみなブランドとなってます

 

 

さて、この辺で個別感想に入りたいと思います

ここからネタバレが入りますのでご注意ください

 

 

 

 

 

 

 

まずは共通ルート いや開幕から性格がマジで終わってるTwitterにいる他者を見下してるタイプのオタクの知能を天才にした様なやつでした。最も彼がこのドンドン人に打ち解けていく様を見るのはこの作品の醍醐味でもあるのですが。 個人的にこの時点で惹かれたのは新田さんですかね 巨乳!年上!お姉さん系!っていうガチ性癖しかない エッチモンスターで開幕は彼女にしようと決めていました

また、最初は主人公がガチのボッチのせいでエロゲに必須な気のいい友人枠がいないやん!😠ってなってたんですけど

そこを僕っ子月に3本エロゲやる怪物こともーちゃんが上手いことやってくれてましたね。グッドです。

 

 

 

個別ルート

 

個別ルートでは主人公が辿る可能性のあった末路が キャラクター毎に描かれていたと思います。 それは時に魂の消失であり時に擦り切れさせてしまうのであり、ただそれでも各々で結ばれていた女性達によって完全なバッドエンドにはならずそこには小さな希望が見えると言った展開であり希望厨である自分にとっては 満足のいくものでした。

 

 

自分の攻略順は 新田忍→西野→坂下→ロミ→グランド の順番になりました。 個人的には悪くなかった気がしますが 新田さんの前に坂下さんをやっておくのもありかもしれないです。

 

という事で新田さんから順に感想を

「忍ルート」

彼女に関していえば

聖母

というのがしっくり来ました。

彼女は最初から性格最悪の主人公に優しく、子供にもお年寄りにも昭和発想の父にさえ優しかった。

主人公と結ばれて妊娠してから主人公が何も言わずに消えて

いきなり帰ってきても「おかえり。」と何も聞かずに開口一番に言ってくれたんですよね。主人公の子が元気に活動していて新田さんにおかえりと言われるシーンは涙でした

何で知ったか忘れたんですけど古い小説か何かで主人公が浮気して、散々な目にあって最後は妻の戻る家に帰るんですけどその時に妻は随分と遅かったのねとしか言わないで夫を迎え入れる作品があってその時と同じ気持ちになりました。

もちろん浮気はNGですがね

彼女と次の佳純ルートは比較的前座というか伏線及びエロゲ恋愛要素感が強めです

もちろん内容はしっかりしてよかったですがね

ちなみにこのルートを終えた直後にハンバーグを食べたくて近くのチェーンじゃない洋食屋にハンバーグを食べに行こうとしたら改装中でおわああああああああ💀💀💀💀💀💀💀💀💀ってなりました

 

 

という事で

「佳純ルート」

彼女に関してはまさに

ボーイ・ミーツ・ガール

でしたね。

スポーツを頑張る少女とそれを助ける頭脳系主人公

王道中の王道といった感じでした。

ただ前半の泣いている佳純を見つけて最後にそれをトリガーにするのはめちゃくちゃよかったです。普通に涙腺ゆるいオタクなんで泣いちまいました。

エッチシーンが個人的にめちゃくちゃ良かったですね。やっぱり巨乳なんだよなぁ

ここで一句 

乳袋 夢がいっぱい 乳袋。(カスの松尾芭蕉、松尾バリシコろう)

 

 

 

「唯々菜ルート」

個人的には

第2のメインヒロイン、key作品的な悲しみ

でした。 

特に皆から忘れ去られるという所が新島夕担当と思われるSummerPocketsの

うみちゃんに繋がるところがあり本当に胸が痛みました。

人はみんな1度は自己とは何か、更にいえば存在するとは何かということについて考えると思うんですけどやはり認知されない事には存在しているとは言えないと思うんですよね。結局忘れ去られるって言うのは死と同意義というか人々の記憶にあるならばそれは生きていると思うんですよ僕かァ。

佳純とはまた別のフツーの恋愛というか初々しいラブコメというより恋愛漫画的な恋愛で一番はっきりと恋をしていた気がします

そんで普通of普通の少女である唯々菜ちゃんの真実に迫っていく様を見ているだけで手汗が凄かったです。

ちなみに船で最後にバイバイをするために手を離すところでガチで泣きました。

最後まで彼女が手にできなかった普通を追い求めていたのだと思うと涙は止まりませんでした。

自分の心の内が他人に聞こえるって想像するだけで恐ろしいですよね。

街中のめちゃくちゃエロ〜い女性見つけて

「あかんめっちゃタレカキたいなぁ」っていう心の我が田中が顔を見せる事ってあると思うんですけどそれが他人に聞こえたらそれは暴力であり犯罪ですもんね

そして彼女の本当の正体である蛍、メシアがここで明らかになる事によって

後のロミルート、グランドフィナーレが輝く訳でしてそういう意味でも第2のメインヒロインだと思います。

個人的にロミちゃんルートを除けば1番好きで1番切ないルートだったと思います。

 

 

「ロミルート&グランドフィナーレ」

正史にしてメインヒロインであるロミちゃんルートですが

怒涛の伏線回収と感動と熱いシーンで感情がグチャグチャにされました

いやマジで

まずロミルートなんですが前半で各ヒロインルートのフラグを拾いながら解決していく感じで、そうなると当然唯々菜ちゃんが途中で消えちゃうんですけど

またその消え方がめちゃくちゃ切なくて悲しくなりましたね。

各ルートで散々気にならせてた主人公とロミちゃんの過去についてはかなりハードなものがあり、やはり子は親を選べないからしてその負荷が大きいよなぁと思いました。

ただロミちゃんって本当に強い子で、健気なんですよ。

どれだけ親が壊れても、主人公が世界を滅ぼす可能性があったとしても彼女は

完全に挫けることはなくて、それが最後に希望を残してくれたのだと思います。

グランドフィナーレではきっちりと伏線や設定が回収されていて非常によかったです。もちろんある程度考察の余地を残してくれる作品もいいんですけど

この作品は割と短時間で終わる割にはとにかくしっかり説明してくれた上で回収してくれてて、SFだけど終わった後に疑問が残る点が無いこともかなりの評価点です。

主人公がアインシュタインになって、佳純が最初に気付く展開も共通ルートの話が活かされてて嬉しくなりましたね。

普段はよくいるようなモブ高校生にも優しさが垣間見える所があって、ご都合的と言ってしまえばそれまでなんですけど人間って純粋に悪意ばっかりじゃなくて暖かい一面があるんだなぁと思いましたね。

そんで地味に重要な星ちゃんなんですが彼女にも人の子と思える一面が結構見えてグッと来ましたね。

彼女は基本的に常に前向きで健気なんですよ。だから鯨にも億さず飛び込んでくれた。そして根本的に解決できないとわかった上でそれならば2人で共に消滅しようという冷静さを持っていました。そんな彼女でさえ主人公においていかれた時は泣いてしまうんですよ。普段前向きな彼女だからこそ胸に来ましたね。

 

鯨の扉が開かれようとするシーンでは主人公の抱いていた愚かな人間だらけの世界よりも真理を取ろうとする主人公(幼少期)と確かに愚かかもしれないけどそれでも真理より何より大切な人がいる、そんな人達が沢山いる世界を選ぼうとする主人公とのシーンは胸が熱くなりました。実際世界には普通では計り知れない酷い人はいるでしょうし、普通の人ですら人間以外の犠牲に成り立っているものです。環境問題やフードロスを見ていれば一部の優れた人間だけが生きていければいいじゃないかと思う事もあるかもしれません。ただそれでも人ってやっぱり誰かの為にはなってるし誰かは心からその人の事を思ってくれる人がいるんですよ。知識は人に時に間違いを起こさせる。しかしきっと正しい方向に使ってくれるというのは主人公の父であり新島氏の心からのメッセージだと思います。

そして主人公が肉体を取り戻してから黒幕である叔父との場面。

1枚噛んでいるというのは佳純ルートなどで分かりきっていた事ですが

まさか父親殺しの犯人とまでは思いませんでした。個人的には主人公までもがいなくなったことで壊れてしまったと思っていたので。

そしてマキナが出てきた所で絶体絶命の中まさかのアインシュタインが復活を遂げる訳ですがここからの流れはずっと泣いてましたね。

主人公が失明から復活するきっかけを与えてくれたアインシュタインin父親が

ここに来てもう一度息子を、世界を守るために立ち上がってくれるというのは

胸の当たりがグッと熱くなり、涙も出てきました。

アインシュタインより愛を込めての一文には鳥肌さえたちましたね。

そして帰ってきた日常の中で主人公は魂を強く、町に火を灯すのです。

 

 

総合感想

この作品には他の人も同じような事をきっと言っていると思うのですが

人(自己)とは、魂とはというものがこの作品の根底にあると思います。

それが最後の父親vsマキナ(AI)の構図などに現れているのであって

現代社会においてAIというのは1つのシンギュラリティであって

人々の生活をこれから格段に良くしてくれるものであると考えられているんですが、結局機械任せにしていては「魂」は強くならないんですよね。

悩んで、苦しんで、足掻いて、その果てに出した結論だからこそどの様な結末であっても1つの「経験」として会得できると思います。

まさに副題でありアインシュタインの名言である

The only source of experience knowledge is experience.であって

AIの限界が必ずあるのです。マキナが死を恐れ忌避したように全能のAIでさえ越えられない壁として死があります。もちろん人間も不老不死とはいきません。

しかしそうだとしても愛内浩太が、主人公が、ロミが立ち上がってきたように

人は前を向くことで死さえも乗り越えられるのです。

在り来りな結論にはなったかもしれませんがプレイした直後、熱いうちに書いているのであまり推敲もない文章で終えたいと思います。

秋には4時間程度の1年後の話が追加されるようですのでやったら追加で感想を書きたいと思います。

 

閲覧していただき誠にありがとうございました。

 

Aster プレイ 完走した感想

今回は2007年11月09日発売のRusk(解散)のAsterをプレイしました。


この先はガッツリネタバレになるのでお気をつけください







まずゲームとしては複数主人公型の物語で
所謂共通ルートの最後に起きる事故をきっかけに
被害者、加害者、遺族などの視点から
その事故についてやアフターストーリーを進めていくといった構成になっています。
共通の後は各ヒロイン→Afterを進め
最後にAsterでエピローグというかトゥルーエンドというかといった流れでした。
声優がかなりよくて
メインキャラからサブキャラまでかなり良かったです。
男性陣でいえば前作組の
岸尾だいすけさんと山口勝平さんがやはり特徴的で
モロバレでしたね笑
女性陣もかなりレベルが高かったように感じます
エロゲとしては珍しい部類に入るゲームですかね。
あとこのゲームはバグが酷いことで有名なのですので
ダウンロード版をおすすめします(筆者はパッケージで買った)

さて各ルートについて触れていきましょうか


まず共通ルート編
このゲームでは上述の通り主人公が複数いるので
あまり共通ルート、という程では無いのですが
メイン主人公と幼なじみの双子の沙耶と沙希とのお話。
恋仲になった主人公と沙耶ちゃんですが交通事故によって死別。そこでOPが流れます
地味に沙耶ちゃんの声優さんがこの2個前にプレイしていた
harukazeのAQUAの柊なずな先生でびっくりしました...
OPはかなり名曲の部類でこの後も劇中歌としてアレンジされて出てくるのですがこれが流れるシーンは泣けるシーンも多く思い出深い曲になりました。
このゲームはそこに奇跡は起こらない
とあるように基本的に奇跡の力で回復して
ハッピーエンドとはならずに
死別や後遺症に対して周りの人間は、自分は如何にして付き合っていくのかという作品でした。
いつもSF系をやる自分としては少し新鮮で
考えさせられましたね。


「山吹美幸」編
視点は打って変わって事故の原因へ。
彼女は直接の加害者では無いのですが事故を起こしてしまった原因の女の子。
奥手で気の弱い育ちのいい子という個人的に好みな女の子なのですが
やはり母親との死別というのは心が痛みますね。
すれ違いというか本気で思っていても
ちゃんと伝えないと時にそれが大変な事になるという事でした。
After編では所謂悪役である新聞記者の人の人間味や父親の思いが伝わってきて暖かい気持ちになりました
またこのゲームには基本的に根っからの悪人っていうのはいなくてちゃんと真意を知れる場面が入っているのは非常に良かったです。



「小田巻雛」編
事故の被害者の1人
彼女のルートが個人的には1番キツかったですね...
序盤は00年代感じる気の強い金髪ツインテの妹キャラで
山吹美幸編の主人公の妹で
主人公の京ちゃんは元荒れていた硬派でめちゃくちゃズレてる
そんな2人のノリのいい生活から始まるんですけど
事故。
そして回復するもしばらくして
後遺症によって回復の見込みのない失明。
個人的に視力がめちゃくちゃ低いのもあって
失明の恐怖が裸眼で目のいい人よりも強いんですよね。
別れを切り出されるシーンは高校生だというのに
自分の幸せより彼氏の幸せを優先しようとする雛の心情にかなり胸を痛めました。
Afterでは後天的に失明した人間の苦労や苦悩が伝わってきましたが周りに支えてくれる人がいる限り人は1人では無いのだなぁと思います。


「姫萩はるな」編
次の視点は遂に加害者側です。
加害者側といっても彼の母親も事故で無くなっていることから加害者側の遺族なんですよね。
非常に現実的でこの場合の被害者の遺族との関係って本当にこんな感じなのかもと思ってしまいました。
途中に出てくる笹岡の嫌な奴さはめちゃくちゃリアルで
野次馬の中でもいそうなラインでした。
Afterである程度彼の真意がわかって評価は回復しましたが少し関わりすぎな気もします。
はるな先輩ですがおっとりとして抜けてるキャラで
友達がメガネでしっかり者の若菜さんといういいコンビでした。
このルートではるな先輩が引いたピアノ版の二つの空が心にすごく沁みてガッツリ泣きました。
また恋愛的な目でずっと見ていなかった人からの好意についてどうするべきなのか。といった事も考えさせられました。




「柚月沙希」編
遺族視点。
共通であれだけ明るく楽しく過ごしていた主人公、沙希、沙耶3人の関係が崩壊し、現実を否定する主人公にはかなり来るものがありました。
死の受容の五段階ではないですが
否定から怒り、立ち直りまでの主人公の物語と
最愛の姉を失ったのにもかかわらず主人公に寄り添う
沙希の2つの物語でした。
傷ついててもどれだけ否定されても寄り添おうとしてくれた沙希の最後の慟哭する所は
本当に限界が来ている感じがして演技力だなぁと思いましたね。
Afterでは遺族の生き方についてとにかく考えさせられました。
結局遺族はその人を置いて生きていくしかなくて
それでも自分だけ幸せになるのは故人に申し訳なくて
そんな葛藤が伝わってきて
この物語の1番の本質的な部分だと思います
自分の周りの人間が亡くなった時、自分はどう生きていけばいいのだろうと考えさせられました。




「Aster」
トゥルーエンドというよりはエピローグに近い感じで
短いお話でした。
事故の瞬間から沙耶がなくなるまでの姉妹のやり取りの後、時は進み沙希と主人公が付き合ってから2年がたった命日のお話で
死人は生き返らないんですけどほんの少しだけ奇跡が
起きて。
ここでもアレンジの二つの空が流れてかなり涙がでました。
最後タイトル画面が変わるのでも泣けましたね。




f:id:frost_prkn:20210706074359j:plain

この物語は故人と残された人の物語です。
周りに残された人というのは悲しみを背負ってでも
生きていくしかないのです。
その中でどうやって立ち直っていくのか、どう未来に向けて顔を上げるかというのは考えておいた方がいいのかもしれません。
更にいえば自分が死んだ時残された人間がどうやって生きるのか。自分はどうして欲しいかというのを
生きている内に伝えておくというのは必要かもしれません。
人は死んだら生き返らないですし、基本的に幽霊になって出てくる事もできません。
ありがちな感想にはなりますが
人と人とは支え合わなければ生きていくことはできません。
死生観についてよく考えさせられる作品でした。
名作と呼ばれるべくして呼ばれている作品です
よければぜひプレイしてみてください。

Summer pocketsをプレイした話

どうもキモ・オタク(ツイオタク島の守り神)です

昨日は中学時代からの友人(音MAD製作者)とカラオケに行って疲れて寝たので

今朝7時に起きてからグランドフィナーレまで一気にプレイしました

f:id:frost_prkn:20200831141809j:image(画質がカスだけどpcからスクショして書くのが面倒なので妥協)

 

感想としては

 

ムゲン・ザ・ナミダ😢😢😢😢😢😢(イナイレの必殺技)

 

本当は色々語りたいことがあったんですけども

既に何億人も感想考察をあげてるので敢えて自分からはそんなに語ることはしません。

そもそもこのゲームに関しては、というよりシナリオゲーに関しては間違いなくプレイしてから読んだ方がいいので是非プレイしてみてください

僕はめちゃくちゃ泣きましたし、key作品に限れば最高傑作と言っても過言じゃないかもしれません(同率タイ)

またプレイ直後に書いてるんですけど何もする気が起きないです。リアルに無気力

実は既に次にやるゲームが2本も溜まってて9月後半には白昼夢の青写真(どうせ延期する)(バカ)(Twitterどうにかしろ)があるんですけど

このゲームに囚われそうです。ただそれではこのゲームをやった意味がないと思うので自分は次に進もうと思います(エロゲの主人公みたいな発言)

それでは(感想としては12点)

Summer pocketsをプレイしてる話

ADHDなのでブログ始めてるの忘れてるんですけどもね(オードリー若林)

ということで今日は最近エロゲ熱が復帰してる自分がエロゲではないけどkeyより発売された

Summer pockets(通称サマポケ)

をプレイしているので感想を述べようと思うんですが

ムゲン・ザ・ナミダ(イナイレの必殺技)

です 

現在蒼ルート、紬ルート、鴎ルートを終えたのですが、蒼ルートは泣きませんでした。

その後ちょっと進めてくうちに不安を感じさせてた紬ルートでガン泣きして最後のしろはルート及びその後にあると思われるトゥルーエンドのようなものでめちゃくちゃ泣くのは予想がついてたので

箸休め的な意味でお気楽ガールの鴎ルートなら泣かないだろう(バカ)とプレイしたのですが

ムゲン・ザ・ナミダ(2回目)でした。

唐突に進む展開と、予想してた展開が違った上に

ヤバすぎでした(語彙が小学生)

しろはルートは今から寝た後にやってそのまま勢いでトゥルーまでやりたいと思います

個別毎の感想はクリア後にあげます

また、自分はSummer pockets無印なのですが

今年でたSummer pockets reflection bleuは

無印でこの子ヒロインだったらなーって子がヒロインに追加されてるのでこちらがオススメです(自分は積んであったので無印)

これから毎年夏にやるレベルの良さでした

 

そういえばブログ解説してたなぁという話

完全にやってるのを忘れてましたすいません!

イノセントガールは全部プレイし終わっちゃったのでかくことがないです

春休みにAQUAをやろうかなぁと思ってます